アラサー転職奮闘記。

転職回数3回。勤続期間長くても2年。転職サイトや転職エージェントを渡り歩いたアラサー男の実録転職活動記。

実績のないアラサー男の転職は茨の道。

はじめまして。
fumigagaと申します。
ご訪問いただきありがとうございます。

このブログでは アラサーにしてほとんど仕事の実績を積んでこなかった私が
いかに転職に苦戦しているかを綴っていこうと思います。
少しでも同じように転職に悩んでいる方の力になれればと思います。よろしくお願いします。

 

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初めての投稿ということで、自己紹介をさせてください。

 

私は地元の大学を卒業後、テレビ番組を作る会社に入社しました。

いわゆるアシスタントディレクター、ADさんです。

皆さんがイメージするような、「インカムをつけてカンペを出す」という仕事は少なく、地味なリサーチ作業やお弁当を発注したりが主な業務でした。

 

テレビ業界はまだ古い時代の風習が残っており、残業は当たり前、会社に泊まったり休日出勤をすることもありました。

大きな仕事に携われているというやりがいはあるものの、労働と結果が割りにあっていないというのが正直な感想でした。

激務の結果、体を壊し、精神も追い詰められ退職に至りました。

会社で身につけたスキルといえば、要領よく仕事をすることくらい。

しかし、同期や大学の友人も同じような状況であったので、そこまで深刻には考えていませんでした。

 

 

その後「改めて映像を学び直したい」と考え、映像制作の専門学校に通いました。

今思えば、入学金などを援助してくれた両親には感謝しかありません。

 

専門学校ではカメラやライトなどの専門的な知識から、動画編集などのパソコンスキルまで幅広く学ぶことができました。

学んだことはもちろん、同級生たちと過ごした日々は青春のようで、とても忘れがたい思い出になりました。

 

 

その後、テレビコマーシャルを作っている企業に入社しました。誰もが見た言葉あるような有名なテレビコマーシャルの制作に携わることができ、やりがいはとても大きいものでした。

ここでの業務は主にアシスタントでした。主に動くスタッフの元で雑用をすることが多く、社外の人たちとコミュニケーションをとるような仕事はできませんでした。

自分よりも年齢の若い人たちがどんどんスキルを身につける中、目の前の業務をこなすことに必死で何かを学ぶ余裕がありませんでした。

 

働いているうちに焦りの気持ちが大きくなりました。

「このまま働いていて未来はあるのか」

「10年後のビジョンが見えない」

この頃から同級生のキャリアとの差が目立ち始めました。

 

 

その後、映像を作っていた経歴を元にweb動画を作っている会社に転職しました。webサイトの制作も経験し、自ら学んで作っていく作業は自分に向いているようでした。社員が少人数で、コミュニケーションが取りやすかったこともあり、ストレスを感じることなく働くことができました。

 

この会社で不満があるとすればひとつ、会社の将来像が全く見えないということでした。新しい仕事を立ち上げてはすぐに頓挫し、反省を生かさないまま別の仕事を立ち上げる。

スピード感があるといえば聞こえはいいですが、「数打ちゃ当たる」形式の仕事の仕方に疑問を感じ始めていました。

 

この話をすると「自分で会社を変える努力はしたか」という厳しい意見をいただくことがあります。

はい、努力しました。データから見た傾向や世間の流行など、幾度となく説明しました。しかし、外部からの意見にすぐ流され、私の声が届くことはありませんでした。

努力が足りないと言われればそれまでですが、私はまるで自分とは違う世界の住人と話しているような気持ちでした。共通言語が存在しない、価値観も全く異なる、そういった相手に対し、この先何年も努力を続ける気力は私にはありませんでした。

 

 

「自分のスキルを高めたい」

「やりがいのある仕事がしたい」

そう考え転職活動を始めた私に、残酷な現実が突き付けられました。

 

  • スキルがない
  • すぐ仕事をやめている
  • 転職回数が多い
  • 何かを成し遂げたという経験がない

 

自分が採用担当であってもこんな人材は欲しくないと思う、そんな材料が私には揃っていました。全ては仕事に怠け、現状のぬるま湯に浸っていた身から出た錆です。

 

 

実績のないアラサー男の転職は、前途多難な道のりから始まりました。